焼き色がこんなにも映える青もなかなかありません。村上雄一さんの湖水ブルー耐熱シリーズ。


グラタン、ラザニアにドリア、重ね焼き。子供も大人も大好きなオーブン料理。オーブンから立ち上るチーズが焦げる匂い。グツグツと音をたて続ける熱々のお皿。子供たちの歓声。冬のオーブン料理は、どうしてこうもシアワセな感じがするのでしょうね。

熱々が続く耐熱のオーブン皿は家族の人数に合わせたサイズのものを一枚は持っておきたい道具のひとつ。

上の画像は村上雄一さんの湖水オーバルグラタン皿(小)。ろばのウチのオーブン料理には欠かせない長年愛用の品です。この色がまた、黄色、茶色のこんがりした暖色をひときわ映えさせてくれるんです。そして何より使いやすい。

オーブン皿、いろいろ使ってきましたが村上さんのグラタン皿は底の角がラウンド状態で角度が甘く、こびりつきにくいのです。また、つるっとした肌が焼け焦げた玉子など洗いにくい具材も、ちょっとつけておくだけで簡単にキレイに洗える。深さもちょうどよく、中サイズは4人家族に、大サイズは約6人(食べ盛りがいるなら4人分かも)、お客様がある時などにも便利です。グラタンなどをよく焼く方ならおわかりだと思うのですが、あまり大きすぎても深さが出ないので、重ね焼きやラザニアなどはひらっと二段だけになって寂しい感じになってしまうんですよね。村上さんのグラタン皿は人数に合わせてちょうどよい高さが出せるので本当に使い勝手が良いのです。

でもやはり、このなんとも言えない深いブルーが、このシリーズの最大の魅力。湖水色、だなんてなんて的を射ているのでしょう。

ちょっと専門的な話になってしまいますが、耐熱の陶器は粘土からして普通のうつわとは違うので、上から重ねる釉薬もその耐熱用粘土と収縮率や焼成温度が合っていることが重要になってきます。そうすると実は釉薬の種類がかなり限られてしまうのですね。いろいろな色のうつわを作っている人がいるのに、耐熱となるとみな似たようなべったりした黒やアイボリーのものが多いのはそういった理由からなのです。

耐熱の作品をつくるにあたり、村上さんはこの湖水ブルーの釉薬と耐熱の粘土との相性がよいことに気が付き、出来上がってからも何度も何度も耐性テストを繰り返しました。安全性や耐久性にもすぐれ、かつ目指した発色が出せることを確信し、この湖水色で耐熱シリーズを展開することにしたのです。*現在当店で販売している耐熱湖水シリーズは全て耐熱ウエアですがそれ以前に制作していた湖水色に関しては全てが耐熱であるとは限りません。お手持ちのものが耐熱かどうか販売店にお問い合わせください。

グラタン皿だけではなく、マグカップなども耐熱。マグカップなんてオーブンに入れる機会あるのかしら?と不思議に思っていたら「スープを入れてパイ生地をかぶせてパイ包みのグラタンスープを作ることも可能です」と村上さん。お料理に詳しくないと出てこない発想ですよね。…やるかやらないかは別として(笑)。

そしてもう一つ、ぜひ定番入りさせたいからと無理を言って出していただいたのが、この25㎝プレート。シンプルな平たいデザインで、耐熱だといっても何に使うんだろう?と思っていたら…。あったのです。ドンピシャリのお料理が!

そう、Pizzzaピッツァ…なんて便利!オーブンで温めてそのままテーブルへ、ができちゃう。

縁にチラリとしか見えなくても、これが白なのとブルーなのでは印象がガラリと変わるはず。ちなみにこの美味しそうなマルゲリータはつくばの名店、Amiciアミーチさんのもの。イタリアの真のナポリピッツァ協会からも認定されている本格的な窯焼きピッツァが食べられるお店です。ごく最近、地元の大手スーパーで焼き立てを即時包装した冷凍ピッツァが販売されるようになったと聞き、早速買いに走りました。マルゲリータの他にもクアトロフォルマッジやジェノヴェーゼもあり全種類試しましたがどれもとっても美味しい。マルゲリータの赤が湖水ブルーに映えること映えること。チビろばたちは大喜びです。


ということは、タルトタタンやアップルパイを温め直してそのままテーブルに出し、カットすることも可能ということですよね。いやあ、目からウロコでした。他にもリムが広く少し立ち上がっているタイプのプレートは、なんのオーブン料理に使うんだろう?と首をひねっていたのですが、定番展を見に来てくださった料理家の方が「わあ、こんな耐熱もあるの?これならハンバーグをお皿ごとオーブンで温めて、ジュウジュウ温かいままテーブルに出せるんじゃない?冬ってすぐにお皿が冷めちゃうから」と。さすが、プロの方は着眼点が違います。

これからどんどん寒くなっていくなか、温かみのあるブルーの耐熱皿は想像以上に活躍してくれるはず。耐火ではなく耐熱なので、直火は厳禁ですので気を付けてくださいね。今夜はジャガイモのスライスをひたひたの牛乳とバターだけでコトコト煮てチーズを乗せて焼いただけ、ベシャメルいらずのポテトグラタン。黒コショウをガリっと挽いて。チビろばたちの大好物です。

あっつあつを取り分けて、さあ召し上がれ。

村上雄一さんは『定番展』にこの耐熱湖水シリーズのほか、ポットや土瓶、耐火土瓶などで参加してくださっています。

◇村上雄一さんのOnline販売ページはコチラです。
*耐熱湖水オーバルグラタン皿(小)は店頭で完売のためご予約販売となります。

 

 

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