これを紹介しないのは犯罪…そこまで言い切れるお菓子はそうそうありません。


それほどまでに特別なお菓子です。もしかするとチョコレート以上にSabadiの特別さを証明してくれるのではないのでしょうか。写真はピスタチオナッツのトローネ(正確にはトッローネ)、イタリア版ヌガーです。見てください!このずっしり、ギッシリとつまったピスタチオを!そしてそのピスタチオの、なんとも信じられない複雑な風味!こんなお菓子がイタリアに、いやこの世に存在することをぜひ皆さんに知って欲しい。ヌガーと聞いて「甘ったるそう…」とひるんではいけません。こんなに上品で、軽やかで、かつ自然な甘さのお菓子…はんなりが身上の和菓子の世界でさえ体験したことのない領域であるはずです。高っ!!と思うのは食べてみていないからです。一度実際に口に入れていただければむしろ、安すぎると思えるほどの満足感を得られるはずです。ピスタチオがなぜ翡翠より高価な緑の宝石と称えられるのか、このお菓子を食べていただければ納得できると思います。前回同様、3種のトローネとプラリネ(写真下)が待望の入荷です。

ああ、どれだけこの日を待っていたことか…。このプラリネはイタリアでアッブルストリート(=焦がした)と呼ばれているものですが、アーモンドときび砂糖とハチミツ、オレンジピールという4つのシンプルな原材料で作る、ナッツをただキャラメリゼしただけのお菓子。これがもう、驚愕の軽さなのです。スイーツと呼ぶのがはばかれるほどビターで、カリッと芳ばしくて、今アーモンドの樹から収穫してきたのでは?としか思えないフレッシュなアーモンドの風味に腰が抜けそうになります。きっと、採れたてのアーモンドの風味を硬いキャラメルの衣でそのまま閉じ込めているんです。これはもう美味しいとかいうレベルじゃあありません。いやそりゃあもちろん、文句なしに美味しいですよ。美味しくないわけがないでしょう、ドンッ!!(←ひとりで勝手に逆ギレ)。あの、出来すぎ君シモーネが商品化してるんだから飛び抜けて美味しいことは最低条件、既成概念を壊してくれることも盛り込み済み。これだけでもう相当にナッツのお菓子への認識、いや甘いモノへの認識を変えられてしまうと思います。

「世の中に納得できるレベルのものが見当たらないなら、自分が作るしかない。」…シモーネかく語りきの記事でも説明した通りです。輸入元のヴィナイオータの太田社長が昨年このトローネを初めて日本へ輸入するにあたり、ぎょっとする価格と6か月という短い賞味期限(うち1ヶ月以上は輸送&税関で費やされることを考えてみてください)に弱腰になってみたものの「こんなに美味しいモノを紹介しないのは犯罪」とまで思い輸入に踏み切ったたというのが、全く誇張に聞こえません。そう、このトローネの凄さを知っているワタクシが皆さんに内緒で独り占めしていたら本当に捕まってしまう。だから、というわけではないですが実は何か月も前から社長に「トローネいつ入ってくんの?」としつこく聞いていたのです。前回の入荷数があまりに少なくて、泣く泣く自分で食べたかった分もお店で販売したことをまだ根に持っているというのも嘘ではありませんが、本当に多くの方から再入荷希望をいただいていたのです。いやあ~、長かった!!ワタクシがオータ社長に「少なすぎるよ~!」とぶうぶう文句を言っていたからか、今年はかなり気合を入れた量をオーダーしてくれたみたいです。皆さん、そんなに殺気立たなくても大丈夫そうですよ~(笑)!

ああ、それにしても…キラキラと琥珀色に輝くキャラメル部分は、本当に潔いほど思いっきりほろ苦い。全然甘くないんです。その潔さがアーモンドのミルキーな甘さを引き立てているんですね。いえいえ、ひとつひとつのトッローネの美味しさを解説するだなんて野暮なことはしませんよ。ただ、出来すぎ君は何もかも計算づくだということを言いたいのです。そう、ゾーッと寒気がしてしまうくらいに、完璧なのです。こんな風に徹底的に狙い通りに物事を運ばせることがこの世の中で可能なのか、と疑ってしまいたくなる。本当に、ちょっとじゃなくてあんまりにも出来すぎなんだよ~シモーネ…。 0.1ミリのスキもない緻密な細部への配慮。その積み重ねが全体像としてあぶり出された時には、どうすることもできない圧倒的な差をありありと映し出してしまう。

「試作?そんなものは必要ない。事前にじっくり考えるんだ。一、二度試してダメなら、もとから成功しない定めなんだよ。」

そんな風に不敵に笑うシモーネはきっと、信じられない程複雑なシュミレーションを繰返し、トローネを作り始めたに違いない。頭に描いた通りの、最高の素材を最高のタイミングで。作り始める前からすでに、完成形を手にしていたのです。ナッツの種類によって蜂蜜の種類も配合量も違います。加える柑橘のピールの種類も変えています。それゆえ、同じトローネでも硬さがそれぞれに違います。昨年食べた時には、アーモンドのシンプルなタイプが一番硬く、カリッとしていました。次に硬いのはアーモンドにカカオニブを加えたタイプ、いちばん柔らかいのがピスタチオでした。もしかすると今年は何かのコンディションで敢えてそれを変えているかもしれませんが。あ、言い忘れましたが無論一番硬いのはアッブルストリート、焦がしタイプです。歯が折れるかと思うくらい硬いですから召し上がる時には十分お気をつけて!





4種全部を並べると、シモーネの愛するモディカの街並みになるところがまたニクイですね。4種全部買えってことですかね、シモーネ?
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