ミルクチョコレートは子どもの食べるもの?コレを食べても、そう言えるでしょうか?

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子どもも喜んで食べる味です。でも、大人が横取りしたくなるほどの味、ですよ~~。サバディは『家族みんなのミルクチョコ』だなんていうのほほんとした命名にとどめていますけど、これはもう、れっきとした挑戦状です。穏やかじゃありません。カカオと砂糖と天然フレーバーの傑出したクオリティーで勝負してきたサバディがわざわざリリースするほどのミルクチョコレートなのですから「わあ、美味しいね~。」くらいの出来であるわけがないのです。革命児シモーネ・サバイーニがミルクチョコレートを作ると、こうなるんだ!やはりというか、脱帽というか…完敗と呼びたいこの感覚は、快感でしかありません。「こんな解釈もあったのか!」という晴れやかな負け方です。世の中に出回っている上等なミルクチョコと比較される程度の味の違いなら、こうまでやられた感じはしないと思います。明らかに、そこが相手ではないんですよね。もちろん、単にハイクオリティーカカオの本格チョコレートに匹敵するミルクチョコレートを作ってやろう、という程度の話でもないと思うのです。戦うべき相手はもっとやっかいな大物です。この世の中に蔓延する、偏見という名の怪物なのです。あらゆるカテゴリーは、分類するという本来の役割り以上の役を担うべきではない。カテゴリーそのものに優劣があるのではなく問題は中身なのだ、というメッセージなのです。要するに「ミルクチョコレートだからってなめんなよ!」と言っているのです。ものすごい説得力を持って。

輸入元のヴィナイオータさんの資料にはこんなようなことが書いてありました。
『カカオの比率が高く、カカオ由来の油脂、つまりカカオバター以外を使用していない本格的(?)なチョコレートを好きだという人であればあるほど、ミルクチョコレートのことを低く見る傾向があることに疑問を感じたシモーネが「質の良い素材を使ってちゃんと作ったのなら、カカオの個性
をちゃんと引き出したミルクチョコレートを実現することが可能である」ということを世に認めてもらうために作ることにしたシリーズ』

そりゃあ、認めざるをえないですよ。あ~~~あ、認めましたとも!もう、着いたその日に早速全6種類食べましたよ。どれもこれもイチイチ芸が細かすぎて、シモーネ、オマエ(会ったことないけど)一体何者なんだよ~と怖くなるくらいです。なにこれ?なんでカカオ配合率が高いのに他のより甘く感じるの?カルダモンの甘い香りがそうと錯覚させるって、どういうこと?でも本当にそう感じる!若干ビターなところにココナツシュガーのシャリシャリ感がクセになるのは…パパの味?そこへさらにフルール・ド・セル=塩の花を加えているというママの味は塩分が甘みを引き立てて…ってまさに父親と母親の役割そのものでは…。カフェラテ味のノンノは、苦みが優しくてほんのり甘い感じがまさにおじいちゃんっぽい!どれもこれも、落としどころが憎すぎる!!あ、ちなみにおばあちゃんは生姜ミルクです。「のどにもいいわよ」って言ってたりして…ああ、ネーミングのためのテイスティング風景を想像すると楽しくて気が狂いそう…(笑)。
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このシリーズを食べてもなお、「ミルクチョコなんて、本当にカカオを好きな人が食べるものじゃないよね」なんていう人がいたら、どうぞここへ連れてきてください。シモーネの代わりに、ワタクシママろばが相手になってやろうじゃないの…って、何を相手に熱くなっているのかよくわかりませんが、とにかく一度お試しあれ。子どもも大人も、ね。なんてったって、家族みんなのミルクチョコ、なんですから。

サバディの新入荷『アル・ラッテ(ミルク風味)シリーズ』はSabadiのページから

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