『おやつの時間』~caya 船串薫さんの甘い想い出~

「私は茅葺き屋根の家で育ちました。

お正月には土間にある土竃で餅米を蒸しお餅をつき、春になれば畑から採ってきた長い人参を井戸水で洗ってまるかじり、、、
古いものや受け継がれていくものを心地よく感じ大切にしたいという思いは、この家での暮らしがルーツにあるのだと感じcaya(かや)と名前を付けました。」

…屋号の説明をこんな風にしてくださる船串薫さん。今回『おやつの時間』でろばの家に初登場のCayaを数か月前立ち上げたばかり。ママろば、パパろば、ともに薫さんとは旦那様(苗字でわかっちゃいますよね~笑)を通して間接的とはいえかなり前から交流があり、手作りのお菓子を何度か頂く機会がありました。どのお菓子もそれぞれ素材の食感を生かして作られていて、その違いが実際に口の中でダイレクトに感じられるのが印象的でした。自他ともに認める1000%甘党のワタクシママろば、毎日びっくりするほどの甘いものを口にします。だからといっておやつで栄養をとろうとか、ヘルシー志向で植物性のものしか使わない、といったしばりで作られている甘いモノが個人的に苦手です。たいていの場合、足りない何かを補うために何かが足されているから。でも薫さんのお菓子は、自然素材を吟味して丁寧につくられていることはもちろん、その素材がどうやったらより生きるか、という観点で作られていることが伝わってくるのです。各地で在来種を育てる農家さんを訪ねたり、自分で桑の葉を採りに行ったり、素材をよく知るための労力は惜しまないパワフルさに驚きます。まだ小さいお子さんが二人いらっしゃる中で、お菓子屋さんをやりたいからとケーキ屋さんで働きはじめたと聞いた時もびっくりしましたが、その後ものすごいスピードでお菓子の販売を開始し、着々と夢を形にしいく様子にただただ脱帽していました。

さて、そんなcayaさん、やはりおやつに対する思いは並々ならぬものがあるようで、簡単なアンケートだったのですがとっても熱のこもった丁寧な回答をいただきました。今回はおやつの時間の皆さんに好きなおやつとご当地おやつをお答えしていただいたので、ひとりひとりご紹介せずに皆さんの回答を一挙に公開しようと思っていたのですが、cayaさんの答えを見てこれは単独でご紹介しなくては、と。おやつの時間初日に雨の中水戸から届けにきて下さったcayaさん。ひとつひとつ、思い入れたっぷりの丁寧な説明も用意してくださって、読んでいるだけでお腹がすいてきそうです。

1、 好きなおやつ、よく食べるおやつ、もらうと嬉しいおやつ、最近お気に入りのおやつなど教えてください。
—チョコレートからいきなり団子まで、甘いものは何でも好きです。
極度に白砂糖の多いものはあまり食べないようにしていてもやめれないのは、ロッテのラミーです。
かなりのロングセラーのようですが、私的にはあまり惹かれないパーケージでずっと目に留まらずにて、7~8年前に、スーパーで、ん?ラムレーズン?と気づいて口にしてみてから大好きになってしまいました。他社からもラムレーズンのチョコレートは出ていますがお酒の効き方やレーズンの食感、これが一番です。

2、1はどのようなシチュエーションで食べる、もしくは食べたくなることが多いですか?
—夏の間は姿を消していて涼しくなると店頭に並び、その時から目にすると食べなくなります。正に今です。そんなしょっちゅう食べてはいけないと自制心を働かせる日々ですが、2本で○○円!等と安くなっていると、これは買わなくてはーーとつい手を伸ばしてしまいます。
アルコールが強いので子供に見つからないようこっそり食べてます。

3、子どもの頃の懐かしいおやつと言えば?
—ブランデーケーキの端っこです。
親戚のおばちゃんが「きくち」というひたちなか市に本店があるお菓子屋さんの製造をしていまして、ケーキの切り落としをよく持ってきてくれていて、その中でもこれがたまらなく好きでした。子供のころからお酒の効いたお菓子が好きだったんですね、私。ちなみに、お酒は強くありません。

4、3にまつわる思い出があればぜひ教えてください。
—あまり思い浮かびませんが、ひとり山積みにして、ある時は入っている缶を抱えて食べていました。

5、ご出身はどちらですか?その地方での「これぞご当地!」的な地元のお菓子や習慣などあれば教えてください。
—福島県の矢祭町出身です。「三万石」という会社で出している「ままどおる」が私の中ではずっと子供の頃からの福島銘菓です。
誰もが口にしたことのある「ひよ子」の生地と中身をもう少ししっとりさせて、ほんのりミルクの風味を加えたような味わいです。チョコレート味が発売されたときはたまらなく嬉しかったです。
地元の習慣は、「お月見泥棒」ですね。和製ハロウィンと勝手に位置づけていますが、お月見の日に、近所のお宅の縁側にススキやお団子と共に沢山のお菓子が用意されていてそれをいただいてきます。「trick or treat」に値する言葉はなく、そっと各お宅の開け放たれた縁側に行って、お菓子を手持ちの袋に詰めて、また次のお宅へと回ります。のんびりしているとお菓子がなくなってしまうので、暗くなってからどれだけ早く動き出すかが重要でした。

 

へえ~「お月見泥棒」かあ。ママろばは北海道白老郡の生まれですがやはり似たような習慣があって「ろうそく出せ出せよ~、出さないとひっかくぞ。お~ま~け~に喰いつくぞ~」という物騒な歌までありました。でも、勝手にとっていくスタイルじゃなかったなあ~、さすがに。ロッテのラミー、今度食べてみようっと。cayaさん、ありがとうございました!

と、いうわけで本日のおやつはcayaさんのパウンドケーキ2種。。4Coconuts Choco Banana Cake と笠間の山栗とほうじ茶のケーキで、このココナツミルク、ココナツオイル、ココナツシュガー、ココナツフレークを贅沢に使ったチョコバナナケーキ、現在パパろばドはまり中(笑)。水分をとられる食べものが嫌いで、パウンドケーキは避けがちなのですがコレはしっとりしていて良い!のだそうです。村上雄一さん、湖水シリーズのカップ&リムプレートに盛って。深い蒼に秋色が映えますね。

いや~、甘いモノって本当に良いですね。ではまた明日!

 

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