暖かな灯りは二人でお酒を飲むのにぴったり。羽生直記さんのオイルランプ。

ろばのウチでも愛用している羽生直記さんのオイルランプ。やわらかで温かい色合いの光が夜、二人でワインを飲んだりする時のテーブル用にちょうどよいのです。正直、自分で使ってみるまでは「見た目」のカッコよさ以外にそれほど利点があるようには見えませんでした。「いくつかサイズ違いで置いてあるだけでものすごくく絵になる!」と、まずは外観から魅かれてしまったのです。でも、実際に卓上で灯してみるとものすごい癒し効果の高い照明であることがわかりました。この感覚は実際に使ってみていただかないとわからないかもしれませんが、キャンドルセラピーという言葉があるくらいですからね。炎が人の心を落ち着かせるというのはどなたでも経験のあることなのではないでしょうか。誓ってもいいけれど下らない口喧嘩程度の軽いこじれなら、このランプに灯をともすだけでも相当仲直りのスピードが速まりますよ(笑)。

と、セラピー効果はさておき、実用面でもこのランプはスグレモノなのです。何と言ってもリキッドキャンドルで使えるということが最大の利点。オイルランプと表記していますし実際にオイルでも使えるのですが、リキッドキャンドルの使用をお勧めします。点火・消火時にも嫌な香りがしない、煙が出ない、容器が熱くならないという特徴があります。何より、灯油、アルコールな液状の燃料とは違いリキッドキャンドルは火を近づけても引火しないので、万が一倒れてキャンドルがこぼれてしまっても安心です。炎の大きさは芯の長さで変えられるので、小さ目の炎で使用していれば一番小さいタイプのランプでも相当な時間炎が持ちます。真夏など特に夜照明をつけているだけで暑い気がしてしまうのでランプの明かりにするだけでも気持ちがいいですよ。アウトドアに持っていくのにも便利です。

ランプの蓋をとったところ。ネジ式になっていてねじると芯材が出てきます。ネジごと持ち上げると紐がはずれるため、ネジのついていた口からリキッドキャンドルを注入できる仕組みです。木綿の芯材は中心にグラスファイバーが通っているのでほとんど摩耗しません。ホームセンターなどでも買えますが何年も交換の必要がないそうです。火が消えている状態の時に引っ張れば自由に芯の長さを調節できるので、炎の大きさを変えて点灯時間を調節できます。リキッドキャンドルも200ml瓶から5リットルのお特用ボトルまでネットなどでも簡単に購入できますよ。

どうして急に羽生さんはこのランプを作ってみたのでしょうね。一番はじめに羽生さんのランプを見た時「なんですかこれ?」と聞いたら「なんとなく作ってみたんですけど、きっとこんなのみんな使わないですよね」なんて呟いていました。でも、よく考えてみればもともとランプシェードを沢山手がけてきている羽生さん、今回もとても素敵なシェードが入荷しています。そう、明かりを創り出すという点では同じカテゴリーの仕事だったんですね。

羽生さんのランプに炎をともす時いつも思い浮かべてしまうのです。無口で、言葉少なげな羽生さんご本人のことを。シャイで、優しくて、ちょっと無骨で…本当に錆びた鉄みたいな人だなあ、と。炎が人を安心させてしまうのは、余計なことを話さなくても揺れる明かりが緩衝材になってくれるから、と誰かが書いていました。炎の揺れが作り出す影を眺めているだけで間が持つ。無意味なことをしゃべる必要がなくなるのだ、と。そのプレッシャーから解放されるだけで、安心して心を開けるような気がしますよね。

さて、そろそろ明かりを消そうか、とゆっくり立ち上がる瞬間を、さらに優雅に感じさせてくれるスナッファーも実は相当素敵なアイテムだと密かに気に入っております。もちろん、ポットの蓋でも問題なく消灯できるのですが、スナッファーつまり火消しのペコン、とハマる感じが実はかなり快感です(笑)。

灯りを消すためだけの用途で存在している…そのシンプルな事実にも魅かれてしまうのはワタシだけでしょうか。

贈り物には、ぜひスナッファーとセットで。親しい方へ、とっても温かで気の利いたギフトになると思いますよ。もちろん、最愛の人へ、一緒に使う目的で贈るというのも素敵なプレゼントの仕方だと思います。

羽生直記さんのページはコチラ

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