『ごはん党』メンバー紹介#3 笠原良子さん


ワタクシ突撃お米レンジャーのママろばは、この、笠原さんの飯椀のカタチが大好きなんです。高台が高くて持ち易く、厚みもしっかり。形は浅めなのに山盛りお米を盛ってもサマになる。「お米を食べてる!」という実感がガシガシ湧いてきます。手に持った時の安心感が違うんですよね。笠原さんの作品はどれも。ごはんって、日本人のパワーの根幹をなしてきたものです。「ちゃんとごはん食べなきゃ力が出ないぞ!」なんて、よく言われませんでした?小さなころ。だから、個人的に飯椀は繊細な感じなものよりしっかり手に馴染むものが一番と思っています。

笠原良子さんは益子にほど近い市貝町に工房兼ご自宅を構え、制作されています。かわいいお子さんがいらして、しばらく制作活動をお休みして育児に専念されていた時期もありましたが、そろそろ本格的に仕事に戻ろうという頃にご縁をいただきました。独立前はずっと益子で活動されていて、今回一緒に参加してくださる益子の近藤康弘さんとは修行時代からのお付き合い。その近藤さんが「良子ちゃんにはかなりお世話になりましたよ~。ろくに食べられるだけのお金もなかった自分に、畑で獲れた野菜で料理を作ってくれたり。どんだけ救われたか…」と回想。その頃から、お料理上手と評判だったそう。

そう、何を隠そうワタクシ、今回のアンケートで密かに狙っていたのが笠原さんのレシピだったのです。だって、わかるんですよ。お話ししていると。この人はお料理好きな人なのか、そして、どのくらい食べることが好きなのか…。笠原さんは多分とっても、控えめに言ってものすご~く、食べることが好きな人、食いしん坊なんです。美味しいモノの話になると、眼がキラーン!と光ります(笑)。教えて頂くお店は秘密にしておきたくなるほど美味しいし、いただくものはとびっきりだし、第一、子育てや家事だけでも忙しいのにあの広大な家庭菜園!!いつ仕事してるんですか?と聞いたら「雑草放置です」と笑いながらワサッと新聞にくるんだパクチーを下さったり。「ご迷惑じゃないですか?」と言いながら納品の度に立派なお野菜を持ってきてくださるのが嬉しくて嬉しくて…。SNSなどで笠原さんの投稿を見ると、90%くらい食べもののことで占められている気が…言いすぎかしら(笑)。インド料理の教室にも通ったと話していたし、2年前の冬笠原さんの土鍋や耐熱のお皿を中心に『冬は鍋』展を行った際にも、ご自身の耐熱皿でいつも作っているというアヒージョの作り方を教えてくださったり、スペインの郷土料理コシード用のお鍋も作ったりと、守備範囲が広い!今回も、期待通り美味しそう~なお茄子のお料理を教えてくださいました。なんとママろば、レシピいただいたその日に試しちゃいましたからね。これがまた、ちょうどタイミングよくお茄子が冷蔵庫にあったんですよ。お米レンジャーも真っ青の、おかわり攻撃です。確かに、ご飯が進むすすむ…。

笠原さんはご自身で「主婦目線」だなんて言ってましたが、とにかく料理をする人がつくるうつわなのです。お料理が映えることばかりではなく扱いやすさ…洗う時やしまう時のこと、テーブルに運ぶ瞬間まで…を、ここまで考えてうつわを作っているひとは、あまりいない気がします。笠原さんの説明を聞いていると「少し汁があるおかずにもイケるしパスタも食べやすい」「長いサンマでも切らずに盛り付けられる」「お鍋の取り皿にもよいサイズ」など、ああ、本当に料理をしながら、家族と食卓を囲みながら「もっとこうした方が使いやすい」「こういうのがあったらいいのに」と日々試行錯誤されているのだなあ、と思ってしまうコメントばかり。そしてそれを、これまたカッコイイ姿で具現化してしまう。笠原さんのうつわがどれも、使えば使うほど手放せなくなってしまうのはそのせいなのかもしれません。ウチでは、あの笠原さんの大きなオーバル皿がなかったら出来ないお料理もあるのでは?というほど愛用しています。

さて、ついつい熱が入りすぎてアンケートの回答までなかなかたどり着けませんでした。お米レンジャーの仕事もしなくては!はい、笠原良子さんに聞きましたよ~。

 


質問1:『ご飯が進むおかず』といえば?
——-質問4にレシピを載せました。

質問2:あなたの『好きなおにぎりの具ベスト3』は?
——-1位:鮭  2位:青菜  3位:シーチキン

質問3:愛用の飯椀を見せてください。
——- 自分の品物ですが、 「カフェオレボウル」を飯碗として使っています。深めでちょうどいいので。

質問4:「わが家の定番」的おかず、もしくは「思い出の母の味」など、特に印象的なおかずがあれば教えてください。
——-肉とニラの餃子。ナスと大葉の味噌炒め。

◉肉とニラの餃子
材料 大判20個分
豚ひき肉250g、ニラ100g(一袋)みじん切り、餃子の皮(大判薄皮)20枚入り
調味料・にんにく一片 すりおろす、醤油 うどんのつゆ(濃縮タイプ) 酒 みりん 砂糖 ごま油 全て大匙二分の一 卵1個
油(焼く時に)大匙2

すべて混ぜ合わせ 包んで焼きましょう。焼きあがる最後にごま油を少し回し掛けすると 美味しくなります。*実家の母が作る餃子はいつも 肉とニラの餃子でした。しっかり目の味付けをすると 美味しいです。

◉ ナスと大葉の味噌炒め
材料
ナス4本(好みで増やしてください) 大葉10枚

調味料
味噌 大匙一と二分の一、酒 みりん 砂糖 各大匙1 油大匙2から3

・ナスを縦半分に切り 斜めに切り込みを入れ さらに縦半分か3分の一に切る。水にさらしてアクを取り ざるに上げ水気をとる
・フライパンに油を2から3入れ ナスを敷き詰める。中火でじっくり火を通す(焦げ色をつけるように 焼いてください)
・ナスを箸で押して柔らかくなったら火を弱め 油以外 合わせておいた調味料を 入れ 炒める。(味噌を入れると焦げやすいので弱火で)
・刻んでおいた大葉を入れて サッと炒めて完成です。

 ✳︎家庭菜園をしていると ナスや大葉がたくさん採れます。味噌炒めをすると ご飯とあって美味しいです。

質問5:今回出展した作品を、どのような想いで作りましたか?
——-ご飯をいつも作るので こんなのがあったら良いなと思うものを作りました。惣菜を入れて 冷蔵庫から食卓にそのまま出せるようなイメージで 蓋物も作りましたので 見てください。


笠原さん、ありがとうございました!またぜひ美味しいおかずのレシピ、教えてくださいね。個人的にはエスニック料理も教わりたいです!!

さあ、しっかりおかわりもして満腹気味のお米レンジャー、寝ている場合じゃありません。どんどん前に行かなければ。ススメ、ごはん党!

笠原さんの作品はコチラです。

 

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