Cobalt Blueコバルト・ブルー ~前田育子さんの”青の名前”~

これぞ瑠璃色!と言っておきながらコバルトブルーと名付けてしまった前田育子さんの鮮やかなブルー。色名を調べると瑠璃色とコバルトブルーは別物で、瑠璃色がその名の通り半貴石のラピスラズリ(=瑠璃)に由来すると書いてあるのを見つけたのです。これからご紹介する前田さんのアンケート回答を見てあっ!と思いました。これは瑠璃色、と呼んだ方がよかったかなと。でも、瑠璃色の英訳にあたるウルトラマリンブルーという響きが、どうにも好きになれないし作品を見てもどうもしっくりきません。いずれにせよ作家さんが自らの作品をそう呼んでいるわけではなく、わたくしママろばが勝手に命名しているだけなのだから最後までコバルト・ブルーで押し切ってしまおうと思います(笑)。

ろばの家では『層』シリーズでおなじみの前田育子さん。白磁と焼き締めをミルフィーユのように薄く何層にも重ねた断面を見せている作品はとてもユニークで、定番となっているナイフレストやお箸置きをはじめあれこれ集めているという方も多いようです。そんな前田さんに今回敢えてブルーの作品だけをお願いしたのは、昨年試験的に作ったというルリ釉の作品がとても素敵だったから。そしてそのお願いは大正解でした。届いた作品はどれも初めて見る形ばかりでしたが、ひとつひとつ個性あふれていて前田さんらしさがにじみ出ています。特に今回メインで届いた花器など、育ちゃんにしか作れないよ~というような独特の間を持つ形ばかりです。形が面白くて、色も痛快で…とここまで書いていたらやはりウルトラマリンブルー、の方がよかったもと思えてきました。。。むむむ。Wikipediaにもやや紫味を帯びた鮮やかな青と載っているし…。いやいや、迷いは禁物。前田さんのコバルトブルーの作品、ぜひじっくりとご覧ください!

ブレまくっているママろばの話はさておき、育子さんのブルーについてうかがいましょう。う~ん、フェルメールブルー…もよかったかな~(笑)。

 


~前田育子さんの青の名前~

Q1、好きな色は何色ですか?理由があればそれも教えてください。
–白 、ブルーグレー

Q2、よく身に着けている色があれば教えてください。
–白

Q3、青、と聞いて思い浮かぶのは何ですか?
–海、 空、 若い頃好んで身につけた色

Q4、ご自分の作品の青を画像を見せずにどんな色か説明するとしたらどんな青だと表現しますか?
–濃い 、深い青

Q5、Q4の作品の青はいつごろから作り始めた(使い始めた)のですか?またそのキッカケ、経緯を教えてください。
–何でしょうね…藍色に馴染んでると思うので、それを焼き物で表現できる魅力。布にはない光沢。土を覆う深さ。

Q6、よくブルーな気分、などと言いますね。一般に憂鬱な気分を差すようですが憂鬱な時の気分転換法を教えてください。
–散歩、映画を観る

Q7、この世の中に『青』という言葉も『ブルー』という言葉も存在しないとします。あなたが色の名付け親です。あなたは、それを何色と呼ぶことにしますか?
–フェルメール

 


前田育子さんは、生まれ育った北海道白老町発信の海を守るプロジェクトTairyo-Hugという大漁旗をリメイクするブランドも運営されています。当店でも豆財布が入ってくるとすぐに少なくなってしまうのですが、今回はTairyo-Hugnoの作品も出展してくださいました。そちらも随時ご紹介してゆきますのでお楽しみに。前田育子さん、ありがとうございました!

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