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『おやつの時間 On line 』start!

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実店舗 ろばの家で16日からスタートした『おやつの時間』。
今日から一部作品を除き68HOUSE Online Shopでもご覧になっていただけます!マグカップを中心にコーヒードリッパーやティーポット、フリーカップ、汲み出しなど温かい飲み物を愉しむためのうつわや、ケーキや焼き菓子にぴったりの小皿やカトラリーなど、毎日少しずつご紹介してゆきます。後半入荷のうつわはこれから順次届くので、今後もマメにチェックしてみてくださいね!

なお『おやつの時間』会期中に実店舗で販売しておりますCookie Gさんと岸本恵理子さんのフォンダン・ショコラに関しては、店頭販売のみとさせていただいております。

 

『おやつの時間』の登場人物紹介#2 村上雄一さん

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さて、うつわのトップバッターはこの人。実はろばの家初登場です!

夏の真っ盛りに日本で最も暑い町とよばれる岐阜県土岐市の工房を訪ね、駅を降りた途端立ちくらみしたというパパろばの訪問記を見ていただきたいのですが、村上さんの工房は入るのが申し訳なくなるほどキレイに整頓されていて、その考え抜かれた導線と理論的な説明にすっかり感心して帰ってきたのが7月下旬。
そういえば、土埃が舞うことも許されない磁器の制作は気性が合っていないとなかなかに難しい、と作家さんに聞いたことがあったっけ。きっちりした性格でないと出来ない仕事だ、と。そもそもなぜパパろばが彼に興味を持ったかと言えば、たまたま見かけた村上さんのブログの写真があまりに美しく、登場するお料理もことごとく美味しそうだったから。お料理との相性を実際に何通りも試して徹底的に検証しているのがわかり、こんな人のうつわなら食卓で使いやすいに違いない、使ってみたい!!といきなり電話してみたという突撃ぶりだったのです。基本、パパろばは常に突撃なのですが。。。

今回は白磁のティーカップやマグ、鮮やかなブルーのお皿などでおやつの時間に参加してくれました。そんな村上さんに、愛用カップをたずねてみると…。

愛用のカップを見せてください

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以外にもガラスのうつわが3点。説明文も理路整然としていて、村上さんのきっちりぶりは、やっぱり文章からもうかがえるのでした。

「高橋禎彦さんの白ワイングラスとジョッキ、舩木倭帆さんのコップを愛用しています。
赤ワイングラスはつぼまったよく見る形ですが、白ワイングラスは縁が反り返っています。この形はのどごしが良く、冷えた白ワインをゴクッ!と呑むのがおいしいんです。つまり、のどごしがいいという事は辛口ビールにも最適です。どちらかというとビールを楽しむ方が多いです。ジョッキは350mlちょうど入ります。夏場ゴクゴク呑むのにジョッキは最適です。瓶ビール等、おいしいビールを楽しむ時はジョッキよりも白ワイングラスで注ぎ分けて呑む方がおいしいですね。なにより薄作りなので口当たりもキリッとして味がぼやけずおいしく感じる事ができます。 右のカップは舩木倭帆さんのコップです。作りが厚く、安心して使えます。麦茶、シソジュース、オレンジジュースなど、安心なのでとりあえず手に取る器です。
白磁とガラスは用途的に実は良く似ています。 陶器と違い吸水性がなく、紅茶、コーヒー、中国茶、酒、緑茶、中国茶等ほぼ全般に最適です。薄作りにも向いていてこれらの飲み物も薄い方が味がよくわかりおいしく感じます。 違いは、ガラスの良さは透ける事です。ガラスは上から覗き込むと、テーブルの色が映り込み、茶の色が見えないという点があるのですが、白磁は紅茶、緑茶等、茶の色がキレイに見えます。 ガラスにはガラスの良さがあり、白磁には白磁の良さがあり、それぞれの良さを理解し適材適所で食卓を演出するとより食卓が楽しくなります。 もちろん陶器の良さもありますが、長くなるので今回はガラスと白磁の話で終わりたいと思います。」

村上さん、個展のご準備で大忙しの中、おやつの時間に参加していただいてありがとうございました。今後とも、ろばの家をよろしくお願い致します。

2015-10-18 | Posted in Blog, 村上雄一さん Yuichi MurakamiNo Comments » 

 

『おやつの時間』の登場人物紹介#1 岸本恵理子さん

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「流し」で、料理に関わる仕事全般を手がける岸本恵理子さん。
イタリアの各地方で昔から作られている郷土料理や、海の家での即席料理、映画映像の中の料理までと守備範囲が広く、日本各地はもとより、イタリア、カリフォルニアなどあちこちを飛び回っているスーパー料理人。ろばの家とは、ママろばとイタリアつながりで昨年Vinaiottimanaヴィナイオッティマーナというワイン生産者の来日イベントでご一緒して以来のお付き合いです。本当に「包丁い~~っぽん、さらしに巻いて~」ってな感じでプロっぽい包丁バッグを持ってどこまでも出かけてゆくのを目撃しました。「流し」というカッコよい呼び名がぴったりなハンサムウーマンなのです。

転勤の多い北陸出身の父、料理・食器好きで瀬戸内出身の母を持ち、小さい頃から方々へ行く機会を持ったがゆえに、例えば味噌汁ひとつをとっても、日本各地にはいろいろな味わいがあることを幼い頃から知った。大学卒業後、広告会社での勤務の傍ら自己流でケーキを作って届けたり、葉山の海の家の厨房で島料理を作ったり。料理への思いが高まり、渡伊。約3年、料理学校やレストランの厨房、食べ歩きにて各地方の料理を学ぶ。帰国後、あの場所で食べたあの感動と記憶を、場所を問わずに誰かに伝えられたらと思い、イタリア伝統料理を軸に出張料理人を始める。

その他、食べる相手の笑顔を想像しながらのお菓子製作もライフワークのひとつ…と恵理子さんは話します。

今回は、当店でも扱っているイタリアのDOMORIドモーリ社の良質なファインチョコレートをたっぷり、本当に呆れるくらいたあ~~っぷり使ったフォンダンショコラを1週目はドライフルーツバージョン、2週目は栗の渋皮煮入りバージョンと週替わりで届けてくださいます。原材料は、チョコレート、卵、発酵バター、グラニュー糖、カカオパウダーで、粉は一切使わないパウンドタイプのケーキ。約3分の一はチョコレートですが、カカオの品質が良いドモーリのチョコレートは濃厚でも軽い後味なのに驚かされます。しっとりと落ち着いた焼きあがり1週間目くらいが岸本さん好みの食べ頃とのこと。

『おやつの時間』に参加していただいた方に、愛用のカップを見せていただいちゃおう!と思いつき、皆さんに普段使っている物の写真とコメントをお願いしました。これから少しずつご紹介していこうと思います。

愛用のカップを見せてください

コーヒーいれてのむカップ、お気に入りがいろいろあるのですが、、どーしよー、このふたつもよくコーヒーにつかいます。
(ろば注:あ、沼田智也さんだ!!)

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この、能登千加重さんのお椀もよく使います。

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昔から(というか、実家にあった時代から)使ってるのは、多治見の青山禮三さんのもの。ひとりだと、ソーサーはお菓子が置かれたりしますけどw
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あとは、アンティークのファイヤーキングのスヌーピー

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岸本さん、栗の皮むきに追われる中、ありがとうございました。

2015-10-17 | Posted in BlogNo Comments » 

 

『おやつの時間』はじまりました。

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『おやつの時間』本日はじまりました。

店内にはダークチョコレートとカッフェのほろ苦い香りとサブレの芳ばしく甘い香り、アールグレイのほのかな香りなど、様々な香りが漂っています。お気に入りのカップを手に、読みかけの本のページに栞をはさんで、さあ、ひと休み。

Would you like coffee or tea?

…さて、今日は何を飲みましょう。
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2015-10-16 | Posted in BlogNo Comments » 

 

『おやつの時間』温かい飲み物を愉しむ、うつわとお菓子のアンソロジー

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Would you like coffee or tea?

『おやつの時間』
温かい飲み物を愉しむ、うつわとお菓子のアンソロジー

マグカップやティーポット、お菓子の小皿や小物などコーヒーや紅茶まわりのうつわを集めた企画展です。期間中はCookie・Gさんの焼き菓子、岸本恵理子さんのチョコレートケーキの特別販売も。

2015年 10月16日(金)~10月31日(土)
期間中も月曜、火曜日は定休日となります。
OnlineStore は21日(水)より販売予定

出展作家(敬称略)大江憲一、大澤哲哉、加藤かずみ、加藤仁志、シモヤユミコ、船串篤司、西村峰子、村上雄一、渡辺キエほか

 

2015-10-11 | Posted in BlogNo Comments » 

 

海月物語

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少しずつですが、沼田智也さんの新作が入荷いたしました。

「あんまり長いこと雨に降られたもんで、雨笠はとうとうこらえきれんくなって、くらげに姿を変え、海原をゆんらゆんらと漂っていったそうな。

高萩に伝わる、古いお話の中の一節…というのはまったくの嘘で、このふたつのそば猪口を並べて勝手に妄想しているママろばの作り話です。もちろん、こんな突拍子もない絵柄を生みだす人はひとりしか知りません。

そして、そんな奇妙なモチーフを、まるで骨董屋でひっそりと埃をかぶっている、時代物のうつわのような静謐な雰囲気に仕上げられる作家さんも、ひとりしか知りません。

沼田智也さん。そう、No music no lifeでおなじみ(?)の、茨城県高萩に工房を構える作家さんです。(メルマガで一度、レディオヘッドの曲をかけながらガソリンスタンドと犬の絵付けをする彼のこのセリフをご紹介したことがあったのです。わからない方、ごめんなさい。)

だって、くらげですよ。クラゲ。海月。水母。あの、お盆過ぎて海に足を入れてしまうとチクッやってくる、あの透明な軟体動物です(正確には、海月は無脊椎動物の中の、刺胞動物に分類されるのだそうです。軟体動物ではなく)。

それがどうしてうつわのモチーフになりえるんでしょう?

さすがのファンタジスタ沼田さんも、どうやらいきなり
「これからは海月だ!海月がくる!!」
と絵筆の神様が降りてきてクラゲの啓示をうけた、というわけではないようです。

本当のことを言うと、海月柄誕生秘話は今年の春に沼田さん口から聞いてしまっていたのです。それでこの海月のそば猪口が納品されるのを楽しみに楽しみに待っていたのです。

お店には、以前工房にうかがった時にいただいた、雨笠のそば猪口が置いてあります。
「ご売約済み」の札を貼られて、ずうっと自分の進化形がやってくるのを待っていた雨笠くん。

「わ、かわいいですね!この海月!」とそば猪口を手にしたわたしに、
「いや、それ雨笠なんです。ちゃんと雨降ってるじゃないですか」と沼田さん。
「すいません、失礼しました。ごめんなさい。」
「いえ、いいんですよ。他にも海月って言ったひといたんです。海月、ってことにしてもいいくらいです。」
というようなことを沼田さんが答えたと曖昧に記憶しているのですが、
「でも海月っていいですね。幻想的で。絵になる気がします。作ってみてくださいよ。」
などと話してその場はそば猪口を棚に戻したのですが、後からどうしても気になってしまい、結局その雨笠柄のそば猪口も仕入れることにしたのでした。

こんな風に、ひとつの絵が他のモノを連想させて、そこから新しい図柄が生まれたりすることは、沼田さんの場合他にも多々あったとのこと。

古典の写しである「千鳥柄」はよく描いていたが、もうすこし細身のツバメのような鳥を描いているうち、ある時ふとその鳥のシルエットが飛行機のように見えた。そこで、ちょっと飛行機っぽく角度をつけて描き、花や雲を配してみた…。

わたしも一目みて気に入ってしまった、4寸皿。前回は4枚セットで仕入れたはず。飛行機と花が配置されているそのお皿は、男のお子さんを持つお父さんが家に持ち帰りました。今回も一枚だけ入荷しています。子どもが喜びそうなモチーフなのに、決して子供っぽくないのがとても気に入り、お店に置かせていただいたのでした。
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千鳥、ツバメ、飛行機。
雨笠、海月。
図柄のしりとり、連想ゲーム。次から次へとつながり、広がってゆく沼田さんのファンタジー。いったい彼の頭の中は、どうなっているのでしょう?

先日納品された作品の値段がわからずお電話したら納品書が添付されたメッセージの最後に、
「そういえば昨日、ゴルドベルグがかかってませんでした?グールドの若いころの演奏かとお見受けしましたが」と書かれていました。その時かけていたのは、確かにグレン・グールドのザルツブルグリサイタル。デビューから4年後の録音です。さすが、沼田さん。グールドも好きなんですね。クラッシック、ロック、ヒップポップ、パンク、ヘビメタ…。ボーダーレスでなんでも聴かれるのだそうです。その後同じくなんでも聴くパパろばとヘビメタネタで盛り上がってました。

No music no life.
垣根を設けない自由なアタマの中で、今日も新しいカタチが生まれ、自由に動き回っているのでしょうか?

そんな沼田さんに触発されて、濃いめに淹れたダブルのエスプレッソをそば猪口でいただいてみました。沼田さんの工房で、古い伊万里でコーヒーを出してくれたことを思い出しながら。
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2015-10-10 | Posted in Blog, 沼田智也さん Tomoya NumataNo Comments » 

 

【営業時間変更のお知らせ】

営業時間変更のお知らせです。
10 月7日(水)と8日(木)の営業時間を以下のように変更させていただきます。ご来店をご予定されている方には、ご不便をおかけいたしますことをお詫びいたします。
10 月7日(水)OPEN10:00-CLOSE17:00(お飲み物のラストオーダーは16:00)
10 月8日(木)OPEN14:00-CLOSE19:00(お飲み物のラストオーダーは18:00)
なお、9日(金)より通常営業ですので月曜日、火曜日の定休日以外はOPEN9:00-CLOSE19:00で営業しております。皆様のご来店をお待ちしております。

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写真は全く関係ありませんが、写真は東京都現代美術館で現在(10月12日まで)開催中の『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』という展示の中の『地球は誰のもの』というヨーガンレール氏の作品群。昨年急逝した彼が愛してやまない石垣島の海岸が、流れ着くゴミによって無残に荒らされてしまったことに心を痛め、地球環境に対する人々の意識を喚起しようとその大量のゴミを使って生み出した作品たちです。こどもたちの未来を憂いた彼のラスト・メッセージを受け取ってください、と解説に書かれていましたがそのメッセージはあまりに鮮烈で。。。パパろばと二人で出かけてきましたが、家に帰ってきてからもお互い長い時間沈黙してしまいました。チビろばくんたちにもぜひとも見せたい、と見ていて思ってしまったママろばですが、子どもだけでなく大人にもしっかりと見てもらいたいものでした。あと一週間の開催ですので機会のある方はぜひ。

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2015-10-07 | Posted in BlogNo Comments » 

 

船串さんの工房に。

先日の定休日に、笠間の船串さんの工房に行ってきました。工房に到着すると、入口の前で作業をする船串さん。は、はじめて作業しているところを見た(笑)いつも僕たちがお邪魔して中断させてしまっているんですが。すいません。。。びゅいーーんと、大きな音のグラインダーでうつわの底面を仕上げていたところでした。グラインダーの音以外は、船串さんも、周りの景色も、相変わらずゆった~りした空気。。。hp-funakusisan先日、NYで4人展を終えて帰って来たばかりでお疲れのところを突撃したので、手短にと言いつつも、やっぱり予定通りには行かず…そんなダラダラな感じでも、相変わらず優しい船串さん。いつもすいません…

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これは行き先が決まっていた片口。欲しかった…

hp-funakusisan3 hp-funakusisan4銀彩の作品に花器など連れて帰ってきました~!!花器を撮影している時に雨が降って来たので断念しましたが、その他のうつわはOnlineshopにアップしましたので、ぜひご覧ください。

船串さんのうつわはこちらです

 

 

益子『土祭』にて。

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益子の旧濱田庄司邸で行われていた展示『益子の原土を継ぐ』がどうしても見たくて、展示最終日の今日出かけてきました。

普段見られない掘り起こしたままの原土の姿や、それがどのような過程を経て陶芸に使われる粘土へと形を変えていくのかを実際に間近に見たり触れたりすることができて見ごたえがありました。陶芸、染織、左官、絵画、日本画という違う分野の作家24名が全く別の立ち位置から益子の土と対話して生まれた作品たちが、濱田邸の各部屋に静かに点々と配置されているだけなのですが、次に現れる部屋にはどんな世界が待っているのだろうと期待しながら古びた廊下をみしみしと渡り歩くのがとっても楽しかった!思わずクスリと笑ってしまうような作品があったり、変調する照明に照らされたり陰になったりして刻々と表情を変える花器があったり…。色の違う3種類の土をそのまま顔料にして描いた屏風のような絵も迫力でした。
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突然現れた異空間に言葉を奪われてしまったのは、若杉集さんの「丸く丸く…鋭く Part2」という作品。暗い部屋に並ぶ限りなく完璧に近い球体たちは、どうしたって宇宙を想像してしまいます。天体。月、地球、火星…?
今夜は、今年もっとも大きな月が見られるというスーパームーンと呼ばれる満月。命を吹き込まれた土の月がいつまでも心に残り、土祭が新月から満月まで行われることも偶然ではないのだなあ~とムムムと腕組みしてまた空を見上げて見ましたが、雲に隠れて本物の月はもう見えませんでした(2015年9月28日)。

2015-09-29 | Posted in BlogNo Comments » 

 

No.11 小林耶摩人さんのお皿で

tako小林耶摩人さんにお願いしているお皿でタコのカルパッチョ。もはや定番ですが、MARICHAのGPの塩水漬と仏手柑でサッパリ美味しく。今シーズンは仏手柑にお世話になりっぱなし。

2015-09-23 | Posted in BlogNo Comments »