夏の間”ひたし豆”さえ常備しておけば!おかずもお酒のおつまみもアレンジ自在。


青大豆のひたし豆です。夏なので、生姜を効かせてスッキリ仕立てました。これが、これがですね。申し訳ないほど簡単なんです。一度に200gくらいずつ仕込んで冷蔵庫にスタンバイさせておけば、千切り人参とサラダにしたり、お豆腐と和えたり、ツナとトマトと紫蘇で食べたり、キュウリやキャベツの塩もみと酢の物風にしたり…とまあアレンジ無限なのですが、何よりもそのままコリコリ、モグモグ食べてしまうのがひたし豆の正しい(?)食べ方だとわたしは思います。お出汁ごとね~。これがホント、ビールにもお酒にもワインにも合うのよね~。おススメは鞍掛豆と青大豆!この甘さ、お豆から出てるだけ?とびっくりしますよ。案外子どもも好きで、ウチのチビろばちゃんたちにも大好評です。

ひたし豆の作り方随分前に『べにや長谷川商店の豆料理』という本で知ったのですが、あまりに美味しくて簡単で何度も何度も繰返し作っていました。ろばの家でべにやさんのお豆を色々販売していてわかることは、お豆は好きだけど自分で戻すところから料理するのは面倒でハードルが高い、と感じている人が多いということです。そんな中ダントツの人気を誇っているのがミックス大豆。2~3分フライパンで空煎りしてお米をセットした炊飯器にジャッと入れ、普通に炊くだけで簡単に美味しい豆ご飯が出来るのです。色とりどりで見た目にも可愛らしいのですが「事前にお水に浸けておく必要がない」という一言で皆さん「やってみようかな」と思って下さるようなのです。一度試していただくと「炊いている時のあの香ばしいにおいがたまらない」「冷めても美味しい」「子どもがおかわりする」と沢山の方がリピートしてくださいます。お豆料理ってもっと大変だと思っていた、と言いながら。

お豆料理を避けてしまうという人は、レシピによくある「8時間たっぷりの水に浸け…」という一文のせいで「その時間にちゃんと調理体制に入れるのだろうか?」と不安で気持ちが折れてしまうのではないかと思うのですが、実はそんなに厳密じゃなくても大丈夫なのに…。冷蔵庫に入れておけば一日放っておいても平気です。さらに言えば、8時間と書いてあってもそれより短くたってたいていの場合問題なく茹で上がります。「冷蔵庫にお肉もお魚もない!明日買い物に行かなきゃ」というような夜にお豆を水で戻しておけば、それで翌日立派なメインのおかずができるんです。ゆで時間も、案外早い。このひたし豆など15分くらいです。慣れてしまうと、便利で手軽で美味しくて、しかもお肉やお魚よりも安い!ヘルシーで栄養価も高い!と、これほど優秀な食材は他にあるまいという素敵なお豆。でも、お豆料理は苦手、という方も多いんですよね。それはひとえに、長らく日本でお豆料理の主役の座を占めてきた、お砂糖たっぷりの甘煮のせいではなかろうか?とワタシは思っているのです。スイーツとしてではなく、食事としてお豆を食べるのに甘煮仕立てにすることが多いのは、おそらく日本だけの事なのではないでしょうか?つまり、諸外国では圧倒的に甘くない料理が主流なのです。お豆料理があまり好きでない人、特に男性に多いように感じるのですがその多くは「甘くて苦手」という印象を持っている。でも、チリコンカンやひよこ豆のカレーもダメ?と聞けばそちらは大丈夫だったりすることも多く、要は、豆が苦手なのではなく「甘い豆が苦手」ということのようです。そういう方にぜひとも試していただきたいのがこのひたし豆!まずはそのまま、コリコリどうぞ。お砂糖ではない、自然なお豆の甘さならきっと甘くて嫌い、とはならないはすです。

ここで、べにや長谷川商店さんの本にあったひたし豆のレシピをほんの少しだけアレンジしたものをご紹介します。お醤油の量が少な目なのは、梶田さんのお醤油を使っているからかも。旨味が強く、よくのびるのでレシピ通り入れるとワタシには味が濃すぎるように感じてしまうのです。あくまで目安なので味を見て調味料の量を調節してくださいね。液が冷めてゆく間に味が入るので浸し汁が熱いうちに調味料を加えるのがポイントです。

ひたし豆

材料 : 大豆系のお豆200g(大豆、青大豆、鞍掛豆など)
            お醤油 大匙1
             レモンの絞り汁または米酢 大匙1
            お好みで薄切り生姜(繊維に添って切る) 5~6枚 

1、お豆は一度ざっと洗ってからたっぷり、約4倍ほどのお水に浸しておく。
  (時間がない場合は戻さずに炊飯器に4倍のお水とともに入れて炊飯スイッチを入れるだけで上手にふっくら炊けるという裏ワザもありますが炊飯器がかなり汚れます)

2、お豆がふっくら戻ったら火にかけ、沸騰したらふつふつするくらいの中火で15分~20分。歯ごたえを残して茹で上げます。

3、茹で汁を半分くらいに調節して熱いうちに調味料、生姜を入れて冷ます。冷めたら汁ごと冷蔵保存。夏場は3~4日で食べきる。

以上。残った茹で汁は、捨てずにたっぷりの摺りおろし生姜とお醤油を少し垂らすと、蕎麦湯のように滋養たっぷりのスープに。浸し地に茹で汁を使わず、熱いかつお出汁300ccに調味料を入れたものに茹でたての大豆を入れても同様にできます。もっとクリアで上品な味わいのひたし豆が出来ますが、お豆の茹で汁だけでダイレクトにお豆の旨味を感じられるひたし豆もワタシは好きです。同じやり方で米酢をワインヴィネガー、お醤油を塩に、生姜を薄切りにんにくに替えて、食べる時にオリーブオイルとコショウをかけるとまた違った雰囲気が楽しめますよ。

さて、手軽なお豆ご飯やこの浸し豆で塩味のお豆料理にハマったら、ぜひぜひ他のお豆料理に挑戦してみてください。先のレシピ本にも載っているメニューは本当にどれも驚くほど簡単で時間もかかりません。ちなみにママろばの超、超おススメメニューは、 ●青大豆の青のりがけ(P33) ●手亡ペースト(P38) ●ミックスビーンズのマリネ(P42) ●豆の天ぷら(P67) ●じゃがいもと白花豆のスープ(P76) などなど。他にもたっくさん美味しいレシピが載っているのですが、どれも一度作ってしまえば次から材料や手順をみなくても作れるようなシンプルなものばかり。「さて、あれを作るぞ!」という時にいちいち本を引っ張り出してきて(何ページだったかな?)材料を計らなければならない(えっと、醤油が大匙一杯に、お酢が…?)ようだと面倒で、結局つくらなくなってしまいます。ママろば、わが家の定番となるお料理が1冊に3つでも載っていればもうけもの、と割り切ってレシピ本を買うようにしています。これだけライフスタイルが多様化している中で、他人の紹介する料理が家族構成や家族の好みなど自分の境遇に何もかも合致するということなどそうそうない、ということなのでしょう。メニューが決まっているなら、検索すればすぐ調べられる時代ですしね。だからこそ、身体が覚え込んでしまうまで何度も作るような一品がいくつも載っている本に出会える喜びが貴重なことに感じられるのです。今はもうあまり手に取ることがなくても、これだけヒントを与えてれたのだから十分すぎるくらい元をとった、と思って感謝する。これはそんな本のうちの一冊です。海外編もあって、こちらも世界各国のシンプルで美味しいお豆料理とレシピが、その国の食文化や暮らしぶりとともに楽しめる読み応えのある本です。

そのべにや長谷川商店さんから、100グラムずつ3種類のお豆をお試しできるお楽しみセットが新しく届きました。色とりどりでとってもキレイ!中にお豆の扱いの基礎などが書かれたリーフレットも入っているのでプレゼントにもおすすめです。この機会にぜひお豆料理に親しんでみてください。

べにや長谷川商店さんのページはコチラです。

 

 

 

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