Bäckerei BROTZEITさんのパンがある食卓を囲んでお喋りしましょうの会

DSC_5231
6月の催事のご案内です。只今開催中の渡辺キエさん個展『ふへんてきな日常』。そのキエさんも大ファンになってしまったというパン屋さん、ベッカライ・ブロートツァイトの菅原さんと一緒に『パンのある食卓』を囲んでお喋りしよう!というお食事会です。
この企画はキエさんも楽しみにしてくださっているようですが、何よりわたくしママろばが一番楽しみにしております。だって、菅原さんに聞いてみたいことは、山ほど…もう2年分以上積み重なって、恐らく会の中だけでは聞ききれない程たまっているのです。わたしが喋り倒して菅原さんが口を開かないうちに終わってしまったらどうしようと本気で心配になるほどです(笑)。普段小出しに質問してはいるのですが、どうもお互いお仕事の合い間だと世間話や他愛もない冗談に終始してしまい、話の核心までいかずに終わってしまいます。「毎日午前3時くらいから仕込みを始めるためには、それ以外の時間をどう過ごしているのか?」「普段家では何を食べているのか?」といった他愛ない質問から、「なぜそんなに徹底して有機栽培・無農薬にこだわるようになったのか」「それはドイツで修業したことと関係するのか」といったお店のポリシーに関わるようなことまで、本当はたっくさん聞いてみたかった。つい、面と向かうとふざけちゃうんですよね~。お互い。目の前でお店をやっていると、逆にそのお店の根本的な問題については尋ねてみようとしなくなるのかもしれません。それは、毎日見ていれば黙っていても感じてしまうことだろうから…。

お互い同じ9時がオープン時間(ベッカライさんは昨年11月に従来の7時から9時にオープン時間を変更しました)なので、玄関先を掃いて看板を外に出しているスタッフと「おはようございます!」と道をはさんで挨拶をかわし、夕方「あ、お疲れ様でした~」と見送る。最低でも2日に一度はパンを買いに並ぶので、そこでも二言、三言。メディアに出たり公の場に出ていくのはあまり好きではないのだな、ということくらいは感じていたので、ついイベントにお誘いするのもパンを提供していただいて終わり、という形態でした。でも、やっぱり、聞いてみたい。そして多分、そう思っているひとは私だけじゃない。ベッカライさんのパンをちゃんと食べたことのある人ならば、そこにただならぬ哲学が存在するのを感じずにはいられない。そんな風に小難しく考えない人でさえ「なんでこんなに美味しいんでしょうね?」(←なぜか向かいにある当店でこの質問をする方がちらほら…)という素朴な疑問がこぼれてしまう。そこまでのパンって、そうそう見当たりません。少なくともわたしには、はじめての存在でした。本人は「そんなすごいもんじゃないですよ。」と答えることを百二十も承知で。根掘り葉掘り、聞いてみたい。ですよね?
ろばの家の自宅、ろばのウチの朝は、ベッカライさんのパンで始まります。ウチの定番は「トースト」という名前で、全粒粉が混じった真っ白ではない食パンですが、サンドなどにするときはそれがチャバタになったり、丸パンになったり。寝坊した日曜日には、朝買いに行って焼きたてのクロワッサンにしてみたり。わたしも子どもたちも、毎日食べ続けて食べ飽きるということが全くありません。ご飯やおにぎりの朝ごはんの日ももちろんありますが、2、3日ご飯が続くと「今日もパンじゃないの?」と言われるくらいですから、やはり我が家のスタンダードはパンの朝ごはん、と認識されているようです。夜ご飯に登場することもしばしばです。メニュー的に「これはパンじゃないよね。」というお料理の夜に。シチュー、トマト煮込み、ポタージュなどのスープ…あとなんだろう?ソテーなどがいくら洋風(という言葉もあまり使わなくなってきましたね)でもご飯で通す日もあるのに、何が「お供はご飯」というのと「やっぱりパンでしょ」とを分かつのか。考えてみるとそこは「パンを吸わせて食べたくなるソースもしくは液体が残るかどうか」にある気がします。ご飯ではぬぐえないよな~みたいなとき、わざわざ冷凍してあったパンをオーブンに入れてまでお皿をキレイにさらいたくなる。その時、やっぱり食パンでは物足りない。ウチではバウアンと呼ばれる田舎パンとかバケットをフリーザーに常備しています。皆さんはどんな時に「今晩はパン!」となるのでしょう?そしてその時にはどんなパンを食卓に並べているのでしょうか。

3日の企画ではその「ここはパンだよね」となるようなメニューのお食事を用意して皆さんと楽しくおしゃべりしたいなと思っています。煮込み料理とスープにサラダ、お野菜のお惣菜も少し。それに合わせてベッカライさんのパンを何種類か、可能な限りキエさんのうつわで召し上がっていただく予定です。ベッカライさんで販売している有機野菜を中心に使って、べにや長谷川商店さんのお豆やろばの家おなじみの調味料もお試しいただけるようメニューを組み立てました。全てではありませんが、簡単なレシピもご用意する予定で、とにかく自宅で簡単にできるお料理にしようと相談しました。ご飯と違ってパンは切って出すだけ。時間のないときに重宝する、ササッと出来るものばかりです。というより最近、ササッとじゃないものを作っていないような…(汗)

まだお席が数席ございます。ご希望の方は、直接ろばの家にお電話でお申し込みください。


ブロートツァイ・トベッカライの菅原さんと囲む『パンのある食卓』

6月3日(金)17:00~2時間程度を予定。
お一人様2000円。ご予約制(定員8名様)。
※2000円にはパン代、軽食代が含まれます。当日キャンセルの場合、大変恐縮ですがお代を全額頂戴いたします。
※この日の展示は16時で終了させていただきます。
※記事の写真はイメージです。実際のお食事と内容・ポーションなどは変わりますのでご了承ください。また、会の内容は若干変更となる場合がございます。最新情報はFacebookなどでもお知らせいたしますが、詳細は当店まで直接お電話にてお問い合わせください。

申込み・問い合わせ先:ろばの家 Tel 050-3512-0605(月・火曜日以外の9時~19時)


注)つくば市在住の当店のお客さまでベッカライさんを知らない方は皆無なので、今さら説明する必要はないのですが、ご存じない方のために念のためご説明しておきましょう!ベッカライさんはつくば市が誇る銘店ベーカリーで、もうオープンから11年目。無農薬・有機栽培の厳選された原材料を使用して、ハードパンを中心に食事に寄り添うシンプルなパンを揃えています。オーダーしてから作りたてを提供してくれるサンドイッチも人気です。奇しくも、オープンは3月3日と、ろばの家と全く同じ日(8年前ですが)を記念日に持つパン屋さんなのです。天久保2丁目は筑波大学のキャンパスも近く、桜並木や公園に囲まれた緑豊かな学生街。単身アパートの空き室広告が貼られた不動産屋さんが立ち並ぶ以外は、古くから存在するであろうバッティングセンターや学生さんが好きそうな居酒屋さん、美容室などがポツリポツリとあるだけの、商業的にはさほど賑わってはいない地区です。そんな中、9時のオープンを待てずにドアの前に並ぶ人々が…。土日は、オープンと同時に長い行列が出来ていることもしばしば。遠くから評判を聞きつけてきたのか、ガイドブックを片手に県外ナンバーの車で一度通り過ぎてからUターンしている様子もよく見かけます。小さなお店なので、見逃してしまうようなのです。キエさんもポツリと話していましたが「学生さんから近くの主婦、オシャレな雰囲気のカップルまで本当にいろいろな層の人が通っているのがよくわかる。そういうところが好き」という指摘の通り、地元に根差した多くのファンを持つパン屋さんです。

 

記事をシェアするShare on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0Pin on Pinterest0Email this to someone

関連記事