Antique Blueアンティークブルー  ~沼田智也さんの”青の名前”~

儚く消え入るような淡い呉須。沼田さんの絵付けの魅力はこのはかなさと絵付けのユニークさにあると思っています。こんなブルー、現代の作品ではあまり出せない色味な気がして勝手にアンティークブルーと名付けていました。今回のBlue展でそう呼び始めたのではなく、実はかなり前からそう呼んでいました。店内にある沼田さんの作品についている説明に”Antique Blue”と書いてあるのですが、実際には年代物の作品ではありませんのでご容赦ください(笑)。作家さんは現役…というかパパろばと同い年、いたって健康。それが証拠に現代にしかありえない意匠をそこここに紛れこませてくるのです。今年の新作はオバケでしたがそのオバケも発展してすでにムンクの叫び化してきている様子。「世界の名画シリーズ、できそうじゃないですか?」と冷やかして笑っていましたがこの先どんな楽しい絵柄が飛び出してくるのか、楽しみでなりません。いちヌマタファンとしては、ずっとずっと追っかけ続けたい目が離せない存在です。それにしても「青のイメージで!」とお願いしたのに赤絵…確かに蒼、と書いてありますが…。さすがヌマタさん。違った意味でも目が離せません(笑)。

では、そんな青の名手沼田智也さん。The Blueというタイトルで企画展やります!とお誘いしたら、『ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE』て、映画が大好きで、いつか「陶芸界の チェット・ベイカー」と呼ばれたいなと思ってます、とふたつ返事(にしては長い返答だけど)で引き受けてくださっただけあって、相変わらずNo music, no life!な回答が返ってきました。

 


沼田智也さんの青の名前

Q1、好きな色は何色ですか?理由があればそれも教えてください。
–蒼、好きです。

  黒も好きです。

  赤も好きです。

  全ての色が好きです。

  No Reason…

 

 Q2、よく身に着けている色があれば教えてください。また、好きな異性に身に着けていて欲しい色があれば教えてください(〇〇色が似合う人に憧れる、など)。
–気が付けば、黒、藍など濃いめの明度の低い服ばかり。根暗だからですかね。笑
好きな異性に身に着けていて欲しい色は特にありません。その人らしければステキだと思います。汗

 

 Q3、青、と聞いて思い浮かぶのは何ですか?
–Kind of Blue  Miles Davis

  Born to be Blue  Chet Baker

  Summer time Blues  Blue Cheer

  未来は俺等の手の中 Tha Blue Herb

 

Q4、ご自分の作品の青を画像を見せずにどんな色か説明するとしたらどんな青だと表現しますか?
–淡い青ですかね。

  存在感の希薄な青。

  曖昧で不明瞭な青。

 

 Q5、Q4の作品の青はいつごろから作り始めた(使い始めた)のですか?またそのキッカケ、経緯を教えてください。
–染付は陶芸学校での授業が最初でした。違和感が多くて初めはすごく嫌でしたが、要望を受け制作を続けるうちに面白さや自分らしさを感じるようになっていった、というカンジです。

 

Q6、よくブルーな気分、などと言いますね。一般に憂鬱な気分を差すようですが憂鬱な時の気分転換法を教えてください。
–スポーツ!ゴールにシュートをぶち込む快感は至上の悦びです。意外と熱いストライカー気質なんです。

 

Q7、この世の中に『青』という言葉も『ブルー』という言葉も存在しないとします。あなたが色の名付け親です。あなたは、それを何色と呼ぶことにしますか?
–水色か空色ですかね?自然にあるものを名前にすると思います。

 


 

ありがとうございました!…でも、全然存在感希薄じゃないと思うんですけど、沼田さんのブルー。

沼田智也さんのアンティークブルーはコチラです。



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